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雲の果て

jyuzakumo.exblog.jp

個人的に興味があるゲームの紹介やプレイ感想など。あと落書き。@ジュザ

危険な仮面 最終節 後編

~廃研究所・中央制御室~

エスカータ「はぁはぁ、結構奥まで来たんじゃない?」
トゥル「そうね、もうそろそろラピ子が見つかってもいいハズ…」

薄暗く続く通路を抜け、
リトルウィングの女子生徒3人組みは
研究所の最奥にさしかかろうとしていた。

エミリア「ラピ子…どこへ行ったの…」
トゥル「エミリア…」
エスカータ「元気だして、エミリア」
二人はエミリアの肩に手を当てる。
エミリア、トゥル、エスカータは焦りと疲れによって
相当疲弊していた。

ガタッ、
???「ここから出られそうだぞ!」
???「本当!?」
エミリア「だ、誰っ!?」
近くの壊れた扉から声と物音が響く
ガタン!
ラピ・ス「ふぅ」
ナギサ「む?誰だ」
エスカータ「ラピ・スちゃん!」
トゥル「無事だったのね!」
ラピ・ス「あ、みんな!」
ナギサ「知り合いか」
ラピ・ス「うん」
エミリア「あんたは確か、隣のクラスの転校生…」
ナギサ「ああ、ナギサだ。よろしく」
トゥル「で、何で転校生とラピ・スが一緒に居るの?」
ラピ・ス「そ、それは…」
ナギサ「私が説明しよう」

エミリア「ふ~ん、そんなことがあったのね」
エミリア「てか、おっさん、ちゃんと派遣してたんだ…」
エスカータ「ラピ・スちゃんが無事で本当良かったよ~!」
トゥル「あら?他の二人は?」
ラピ・ス「途中ではぐれてしまって…師匠は多分無事だろうけど」
トゥル「あの人達なら簡単にはやられないでしょうね…」
ナギサ「ところで」
4人はナギサのほうを見る
ナギサ「さっきから嫌な気配を感じるのだが…」
ラピ・ス「…確かに」
トゥル「え…?」

バン!
急にライトがともり、辺りが明るくなる。
???「お前達、ここに何の用だ!!」
明かりのせいでよく見えないが、男が数人、いや数十人
周りを囲んでいた。
エミリア「!!」
ナギサ「囲まれたかッ!」
エスカータ「ギャー!もうだめ…」
ラピ・ス「あなた達は誰!?」
軍勢の隊長らしき男が前へ出る
???「我々はある方にお使えするテロ組織だ!
ここは我々のアジトなのだ」
トゥル「テロ組織ですって?」
???「そうだ、我々の隠れ家が見つかってしまった以上、
お前達はこの世から消えてもらわねばならん!」
隊長らしき男がサッと手を上げると
周りの兵士達が銃を構える。
ナギサ「くっ、まずいぞ!このままでは狙い撃ちにされる」
エミリア「こ、こんなところで…」
ラピ・ス「ここまでなの…」
トゥル「こんな事になるなんて…お兄ちゃん…」
エスカータ「し、死ぬの…私達…」
???「撃てーッ!!」

ドガッ!バキッ!
ガシャーン!
突如、周りの兵士達が何者かに倒されていく。
???「な、何だ!?」
???「ぎゃあー!」???「うわぁー!!」
???「こないでくれぇー!!」
暗闇に紛れて、何者かが兵士達を次々と襲っているようだ
ナギサ「今度は何だ!?」
エミリア「な、なに!?」
ラピ・ス「誰か居るよ!」
???「な、なんだお前達は…うわぁー!!」
ガシャーン!!
隊長らしき男が倒されると、研究室のライトが点く。

???「この世に悪がある限り!」
???「誰が呼んだか赤き衣!」
???「正義の鉄槌下す!」
ゴゴゴゴゴ…
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フンドシ仮面J「フンドシ仮面J!!」
フンドシ仮面H「フンドシ仮面H!!」
フンドシ仮面R「そして…フンドシ仮面R!!!」
フンドシ仮面JHR「フンドシ仮面、参上!!」

エミリア「」
トゥル「」
エスカータ「」
ラピ・ス「」
ナギサ「…なんだ?」

???「お、おのれ…こんなふざけたやつ等に我々の邪魔をされるとは」
フンドシ仮面R「ほう、まだ息があったか!」
フンドシ仮面J「ならば正義の鉄槌!」
フンドシ仮面H「フンドシアタックを食らえ!」
???「アッー!」
フンドシ仮面R「ふむ、ちょいとやりすぎたか。」
ナギサ「なんだお前達は?」
フンドシ仮面H「なんだなんだと聞かれたら!!」
フンドシ仮面J「説明しよう、フンドシ仮面!」
フンドシ仮面R「いやむしろ説明不要ッ!見よ!!」
フンドシ仮面3人「この姿ッ!!フンド…」
エミリア・トゥル・エスカータ・ラピ・ス「ぎゃああああ!!!変態ーーー!!」
4人はありったけのテクニック放つ。
ズドーォン!グシャア!!バギーン!!!ドシャアアア!
フンドシ仮面ズ「アッー!!」

黒焦げになって何がなんだか分からないフンドシ仮面
「む、無念…」バタッ

エミリア「はぁ…はぁ…」
エスカータ「な…」
トゥル「なんなのこの変態は…」
ラピ・ス「うーん聞いたことのある声だったような…」
ナギサ「ノリで私も攻撃に参加してしまったが…」
ナギサ「フンドシとはなん…」
エミリア「気にしなくていいから!!」
エスカータ「そうよそうよ、先に行きましょ!」
トゥル「まったくとんだ災難ね!」
ナギサ「お、おい」
ラピ・ス「この先からラッピーの気配がするわ」
エミリア「ほ、本当?」

扉を開けると、そこは研究室の休憩所のようになっていた。
ふと片隅に、小さな影を発見するエミリア。
エミリア「ラピ子?」
ラピ子「きゅっ!?」
エミリア「やっぱり、ラピ子なのね!!」
ラピ子「エミリアきゅ!?」
トゥル「ふぅ、ようやく見つかったのね」
ラピ子「どうしてここにエミリアが居るきゅ?」
エミリア「バカッ!迷子になったって聞いたから心配してたのよ!」
エスカータ「そうそう、だから探しに来たの…って」
トゥル「しゃ、喋った!?」
エミリア「あ、ごめんびっくりしたよね。ラピ子は突然変異種の喋るラッピーなんだ」
トゥル「驚いた…!まさか人語を理解するラッピーだなんて」
エスカータ「でも可愛い!見た目は普通のラッピーだよね」
ラピ子「きゅ!ラピ子ですきゅ!エミリアのお友達きゅね」
ナギサ「ラピコとはラッピーのことだったのか」
エミリア「ごめんねナギサ、父さんったら慌てて連絡したみたいね。
ラピ子の事を伝えていなかったなんて」
ナギサ「気にするな。ラピコが見つかってよかったな」
ラピ子「なんだか迷惑をおかけしたみたいでごめんなさいきゅ…」
頭のつのがしおれるラピ子。
ラピ・ス「…」
ラピ子「ビクウッ!!」
エスカータ「ラピ・スちゃん落ち着いてね!!」
トゥル「ここはひとつエミリアの顔に免じて…!」
ラピ・ス「ううう…し、仕方ない」
ラピ子「きゅ、この殺気は一体…」
ナギサ「そういえばラピコはこの世で一番美味しい食べ物を知ってるか?」
ラピ子「な、何の話なのきゅ!まさかラピ子をから揚げにする気じゃないきゅね!?」
ラピ・ス「から揚げーーーっ!!」
ラピ子「ギャアアー」

エミリア「さ、早く家に帰りましょ」
ラピ子「分かったのきゅ」
ラピ・ス「うう…」
トゥル「またラッピーバーガーごちそうするから…ね」
ラピ・ス「本当!?」
ナギサ「ラッピーバーガーとはなんだ?」
ラピ・ス「世界一美味しい食べ物よ!」
ナギサ「な、なんだと!?」
エスカータ「ふふ、ナギサも一緒に行こうよ」
ナギサ「あ、ああ!よろしく頼む!」

こうして5人と1匹は無事廃研究所を脱出して
それぞれの帰路へと着いた。

ラピ子(それにしてもあの連中、殆ど役立たずだったきゅね…)
ラピ子(もっとデータが必要きゅ。そう、あの廃コロニーを利用すれば…)
エミリア「ん?ラピ子、何か言った?」
ラピ子「ううん?何も言ってないきゅ!」
エミリア「そう?」

ラピ子(作戦名、マキシマムアタック∞…これがラピ子の最終計画きゅ!)
ラピ子(きゅ、きゅ、きゅ…)

この事件の数ヵ月後、廃棄コロニー・クラッド0が突如謎の暴走を起こすという
前代未聞の大事件が発生した…。

終わり
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by jyuza-rokusei | 2002-01-06 00:00 | UNKNOUN